2016年7月28日木曜日

[1-3:環境構築]CUDA・NVIDIAドライバのインストール

GPUドライバの設定は主に下記ページを参考にさせて頂きました。
http://tanakahx.hatenablog.com/entry/2015/10/12/214738

主なマシン環境は以下の通り。
【 CPU 】インテル(R) Core(TM) i5-6500 
【 メモリ 】8GB メモリ
【 GPU 】NVIDIA(R) GeForce(R) GTX950 / 2GB 
【 OS 】Ubuntu 14.04LTS


[1.CUDAのインストール]

下記ページから自分の環境に合ったdebファイルをダウンロードした。
(Linux→X86_64→Ubuntu→14.04→dev(local)を選択)
https://developer.nvidia.com/cuda-downloads

下記コマンドを実行し、インストール完了。
CUDAのライブラリと一緒にNVIDIAのドライバもインストールされるらしい。

$ sudo dpkg -i cuda-repo-ubuntu1404-7-5-local_7.5-18_amd64.deb
$ sudo apt-get update
$ sudo apt-get install cuda

.bashrcに下記を追記し、ログイン時にCUDAライブラリへのパスを自動で通すように設定。
export PATH=/usr/local/cuda/bin:$PATH
export LD_LIBRARY_PATH=/usr/local/cuda/lib64:$LD_LIBRARY_PATH

ここで再起動すると解像度がようやく正しく表示される。

[2.CUDAサンプルプログラムのコンパイル・実行]

CUDAのサンプルプログラムをホームディレクトリにコピーし、make実行(約30分掛かる)。

$ cp -r /usr/local/cuda/samples ~
$ cd ~/samples
$ make

サンプルプログラムnbodyやsmokeParticlesを実行してみる。
$ source .bashrc
$ ./samples/5_Simulations/nbody/nbody
$ ./samples/5_Simulations/smokeParticles/smokeParticles

下図のような映像が生成される。これでインストール完了。



[3.ドライバのバージョン確認]

CUDAドライバのバージョン確認はnvccコマンドで可能。バージョン7.5.17となっている。
$ nvcc -V
nvcc: NVIDIA (R) Cuda compiler driver
Copyright (c) 2005-2015 NVIDIA Corporation
Built on Tue_Aug_11_14:27:32_CDT_2015
Cuda compilation tools, release 7.5, V7.5.17

NVIDIAのバージョンも確認。バージョンは352.63
$ cat /proc/driver/nvidia/version
NVRM version: NVIDIA UNIX x86_64 Kernel Module  352.63  Sat Nov  7 21:25:42 PST 2015
GCC version:  gcc version 4.8.4 (Ubuntu 4.8.4-2ubuntu1~14.04.3)


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